住宅ができあがってから家具を購入すればいいと考え、新築後に図面を持って家具を見に行った。気に入った家具があったが、部屋のスイッチを隠すようになってしまい、買うことができなかった。コンセントならば1ヶ所潰れてもどうにかなるが、スイッチの場合そうはゆかない。
ホテルなどでは、部屋の照明は入り口でも点けることもできるし、枕元で消すこともできる。三路スイッチというもので、住宅では階段の上下のスイッチで使われている。スイッチが2ヶ所になるし、配線も必要になるので、そのための費用はかかる。しかし三路スイッチにしておけば、スイッチを1ヶ所潰してもどうにか対応できたはずである。
また天井の照明器具を、プルスイッチ付きのものにしておくという手もあった。さらに部屋のスイッチを床から1.5m程の高さにしておけば、その気に入った家具が置けたはず。やはり住宅ができあがった後ではなく、設計の段階で家具を決め、家具店で保管しておいてもらうべきであったと反省している。