和室の窓や掃き出し戸には、サッシの内側に障子を付けた。障子を付けたので目隠しになると思い、ガラスは透明にした。しかし障子を開けておくと、外から覗かれるので障子はいつも閉めておくことになってしまった。
ガラスはペアガラスにしたが、サッシ枠はアルミでプラスチック製ではない。そのため南側の和室はいのだが北側の和室は、部屋と窓との間の温度差から、サッシの枠に結露が生じやすい。ずっと障子とサッシとの間の空間が締め切った状態になっているので、ガラスを押さえているサッシのビード部分にカビが生えてきてしまった。
こうした場合、透明ガラスではなく不透明な型ガラスにしておけば、普段は障子を開けておくようにすることができたはずである。