子供部屋にロフトを付けた。子供の希望と言うよりは、小さい頃そんな部屋があったら楽しかったに違いないといった親の憧れで、作ってしまった。子供室の天井は、斜めにしなければならないし、暗くてはかわいそうということで、天窓まで付けてしまった。
その結果、ロフトを付けない場合に比べ、かなり高いものになってしまった。しかしロフトを子供達が喜んで使ってくれたのは、中学生までで、今では単なる物置になっている。物置になるのなら、いっそのこと小屋裏収納スペースにしておけば、お金もかからなかったし、物もたくさん置けたはず。
テレビや雑誌で紹介される楽しそうな住まいは、あくまでもビデオや写真の世界の話し、実際の生活は別の世界なのだと反省している。