都内の20坪ほどの狭い敷地に住宅を建てたため、子供部屋は小屋裏に設けることになった。二人の子供は小学校低学年であったので、小屋裏でも子供達は満足してくれた。しかし子供部屋で屈みながら掃除機を押していって壁まできて、いつもの癖で頭をあげると、勾配天井に頭をぶつけてしまう。掃除機にスイッチを入れる時は、注意を払うのだが掃除に夢中になると忘れてしまう。
しかも屋根の西側を寄せ棟にしたのがさらに失敗だった。階段を降りる時にも注意しないと大人は頭があたってしまう。普段は気をつけるのだが、電話が下でなっているとつい急いで降りるため頭をぶつけるはめになる。
こちらはどちらでもよかったが、家が南北軸からややずれていたので、北側斜線がちょっとひっかかるので、そうしたのだという。むしろ同じ頃建てたお隣さんのように、ひっかかるところだけ屋根を別にした方がよかったと後悔している。