天井が高く、明るいキッチンに憧れていた。天井に大きな天窓がいいと思ったが、1階なので天窓は無理。そこで流しの前の出窓を思い切って大きくすることにした。
普通ならば目のちょっと上に吊戸棚がくるのだが、目のかなり上まで出窓で、吊戸棚が視界を邪魔しないので、額縁の絵のように遠くの森も見えて、台所仕事をしていても気分は爽快である。
しかしそれ以上に苦労もある。椅子に上らないと、吊戸棚から物が取り出せない。エクスサイズと考え我慢するしかないが、これが結構大変である。年老いた時に、使いこなせるかどうか心配である。年とったら日常使う食器や調理器具を減らして、吊戸棚には、普段使わないものをしまうことにする。